10月1日から東京都もGo To トラベルの対象になり、徐々に国内旅行をする人が増えてきました。飛行機を使ってGo To トラベルを利用するときに航空券代も給付される方法があるのをご存じですか?どうすれば交通費が給付されるのかをご紹介します。
Go To トラベルとは
宿泊を伴う、または日帰りの国内旅行の代金総額の1/2相当額を国が支援する事業です。
給付額の内、70%は旅行代金の割引に、30%は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されます。
つまりざっくり言うと旅行代金の半分が戻ってくるということです。
ちなみに給付金は、宿泊1日につき20,000円(連泊の場合は日数分加算されます)、日帰りは10,000円となっています。いずれも1人当たりの金額になりますので、家族で旅行に行く場合は人数分もらえることになります。
この記事では旅行代金の割引と地域共通クーポンをまとめて給付金と記載して説明します。
Go To トラベルで交通費(航空券代)も含めて給付金をもらうには
まず初めにダメな例です。
これは宿泊代のみが給付金の対象になり、航空券代は対象外になります。ではどうすれば交通費(航空券代)が給付金の対象にできるのでしょうか。
旅行会社のパックツアーで航空券と宿泊がセットのプランを予約する。
なんと航空券と宿泊をセットにすることで航空券代が旅行代金として扱われます。
ここで少し冷静になって考えてみましょう。
1人1泊あたり20,000円の給付金をもらおうとすると40,000円の旅行代金になります。
宿泊だけでもらおうとすると40,000円の宿泊プランになります。・・・かなり贅沢です。それとは別に航空券代が掛かります。20,000円をもらうために40,000円の宿に泊まるでしょうか?
次に例えば同じ宿泊先のパックツアーに航空券と宿泊がセットで40,000円のプランがあったとします。
こちらも給付金は20,000円ですが、航空券が含まれています。当然、宿泊のグレードは下がりますが、こちらの方が航空券分を含んだ給付金のためお得ではないでしょうか?
仮に宿泊費が10,000円だったとすると残りの30,000円が航空券代になります。
これを宿と航空券を別で予約すると宿泊費10,000円分しか給付金対象になりません。
パックツアーで航空券つきのプランを予約するときの注意点
基本的にパックツアーの航空券つきのプランはフライトの予約変更ができません。家族旅行は比較的、時間の都合がつきやすいかもしれませんが、出張で帰る時間が決まらない場合は余裕をもって遅めの時間のフライトを予約するなどの工夫が必要になります。
日帰りの場合の航空券の給付金
上の記事では宿泊と航空券セットのプランを紹介しました。では、日帰りの場合は給付金を受け取れないのでしょうか?
旅行会社によっては宿泊なしの日帰りのパックツアーのプランが用意されていますので、それを利用することで給付金を1人最大10,000円分まで受け取ることができます。
航空券がセットになった旅行サイト
旅行サイト | 日帰りプラン |
JALPAK | ○ |
ANAスカイツアーズ | × |
HIS(エイチ・アイ・エス) | × |
JTB | × |
るるぶトラベル | × |
近畿日本ツーリスト | × |
じゃらんパック | × |
楽天トラベル | × |
J-TRIP(JALのみ) | × |
※乳幼児の給付金の取り扱いについては各サイトの規約を確認してください。
まとめ
Go To トラベルを利用して飛行機の航空券代の給付金を受け取る方法を紹介しました。飛行機以外にも新幹線の移動も同様ですので参考にしていただければ幸いです。